スガシカオ
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~ 秘密
~ 奇跡ミ
~ 黒いシミ
~ 夏陰~なつかげ~
~  サナギ~theme from xxxHOLiC the movie~
~ やつらの足音のバラード







秘密
作詞:  スガシカオ
作曲:  スガシカオ
From the single "Himitsu"

 ねぇ 気になって友達に聞いてみたんだ
君がちょっといない間に…
ぼくらがそっと内緒で会っていること
誰にも話していないよね?
thu-lu-thu thu-lu-thu
どこで何をしていても
thu-lu-thu thu-lu-thu ぼくだけの君
もしも君とみんながいる廊下で
偶然すれ違ったとしても
ぼくのことを振り返ったりはしないで
そわそわした目で見ないで…
thu-lu-thu thu-lu-thu 君のすました顔
thu-lu-thu thu-lu-thu ぼくだけのもの
誰も君の心には
さわらせたくはないから…

* その消えてしまいそうな
ぼくらの秘密に
誰かが触れてしまうと
きっとこわれてしまうから
ぼくが永遠にそれを
守るつもりでいるんだ

ねぇ 気になって電話をしてみたんだ
なんだか浮かない顔していたし…
もしかしたら 誰かにぼくらのこと
相談していたりしないよね?
ねぇ このまま僕ら終わってしまっても
何もなかったと言えばいい
ねぇ このまま秘密でいさえすれば
いろいろと都合もいいし
thu-lu-thu thu-lu-thu それは君のため
thu-lu-thu thu-lu-thu そして僕のため
誰もぼくらの世界には
さわらせたくはないから…

* repeat


奇跡 作詞: スガシカオ 作曲: スガシカオ From the single "Kiseki" いま 奇跡が起こりそうな予感に 抑えきれないくらい 胸騒ぎがするけど… 落書きでうまった白い壁 やけたロードショウのポスター 昼間のマンガ喫茶のうすいジュース 照り返してる太陽光 ユメと希望って言ったって ちょっと疑わしくって… 胸が破裂しそうな 刺激的な夏が欲しいんだ *1 いま 奇跡が起こりそうな予感に 抑えきれないくらい 胸騒ぎがするけど きっと ぼくと同じこの瞬間を 世界のどこかで 君も感じているはず 焼けついた砂のすれる音 光化学スモッグ警報 隣の家の犬が鳴いている 町中のダルイ空気 無限の未来と自由って なんか薄っぺらくって… 息が止まっちゃうくらいの そんなバイブレーション 求めてんだ *2 いま 自分が変われそうな予感に 気づいたらちょっと ニやけてしまうけれど こんな 気持ちいつも冗談みたいに 消えてしまうから 誰にも言わないようにしよう 記憶の中のあの景色 遠くで雨の降るにおい 加速する夏の日々 *1, *2 repeat
黒いシミ 作詞: スガシカオ 作曲: スガシカオ From the single "Himitsu" 黒いシミみたいに 油がしみこんだ路地で 君を抱きしめる 河のすえた臭いが T-シャツにこびりついてやしないかな… 君がずっと顔に ハンカチあててる理由は ぼくの街や河の臭いが たまらないわけではなくて たぶん 春の花粉のせい 黒いシミのように ぼんやりとぼくらの心は いつもくすんでいた 大切なことさえ 誰かに言われないと気づかない 去年と同じ ヒザのぬけたパチもののジーンズ 君が一人だけで 先に大人になってしまうのかな たぶん 春の風とともに ぼくらの毎日はすこしづつ 河の流れのように 何も変わらないようでいて本当はすごいスピードで 変わってしまう… ぼくの足がからんで 道に倒れるまで走ったら この街の向こうへ 自由へ 君を連れて行けるかな たぶん 春の夢のように
夏陰~なつかげ~ 作詞: スガシカオ 作曲: スガシカオ From the single "Kiseki" 言葉が いま詰まってしまったら ぼくらの夏は ここで終わってしまいそう 上手に笑えてる自信なんか あるわけないのに・・・でも笑った 踏みつぶしたカカトを はきなおしたら ため息をぐっと飲み込んで 歩き出そう 夕暮れを抜けていく風は 秋のにおいを含んでる ずっと今日と同じ日々が 願わなくても 続くと思ってた・・・ 開けっ放しの窓の向こう側で ゆがんだサイレンの音がしている どれくらいの速度で いま 未来に向かって歩いているんだろう? ぼくらが生きていく理由なんて きっとちっぽけな答えしかないって気がするんだ ねえ もしかなうなら どんな願いをひとつ選ぶと思う? ずっと思いめぐらしていたら 足下までもう夜が来ていた あの日 スタートの合図で 走り出してしまったぼくらに いまさら もう わざとらしいゴールなんかなくてもいい もしかなうなら どんな願いをひとつ選ぶと思う? ずっと思いめぐらしていたら 足下までもう夜が来ていた
サナギ~theme from xxxHOLiC the movie~ 作詞: スガシカオ 作曲: スガシカオ From the single "Kiseki" 体のうすい粘膜を 直接ベタベタと触られるような あなたのその無神経な指も ゾクゾクして嫌いじゃなかった でも いつだってあなたときたら 放っておくと嘘ばかり 私のことを馬鹿だと はじめから思っていたくせに・・・ こんな日が来ると 思いもしなかったけど まだそこにあなたが いる気配すら感じるの あなたがいなくなってからもうずっと 体はサナギ色になって渇いて 冬の寒い部屋で生まれ変わるの まるでそれは美しい蝶みたいに まだ濡れているその羽根を 誰かに駄目にされないように 少しずつひらいていくの 空を飛ぶユメを見て・・・ そんな日が不意に やってくるのだとしたら その羽根でどこへ 飛んでいけばいいかしら 家畜に名前がないように あなたの名前を忘れてしまうの 思い出して泣いてしまうよりも あなた自体を消してしまうの そんな日がいつか やってくるのでしょうか あなたとの日々が もう許されるのでしょうか そんな日がいつか やってくるのでしょうか 素晴らしい日々が いつの日か・・・
やつらの足音のバラード 作詞: 園山俊二 作曲: かまやつひろし Romaji by: cori From the single "Himitsu" なんにもない なんにもない まったく なんにもない 生まれた 生まれた なにが生まれた 星がひとつ 暗い宇宙に 生まれた 星には夜があり そして朝が訪れた なんにもない 大地に ただ風が吹いてた やがて 大地に 草が生え 樹が生え 海には アンモナイトが 生まれた 雲が流れ 時が流れ 流れた プロントザウルスが ほろび イグアノドンが さかえた なんにもない 大空に ただ雲が流れた 山が火を噴き 大地を 氷河がおおった マンモスの からだを 長い毛が おおった なんにもない 草原に かすかに やつらの足音がきこえた 地平線のかなたより マンモスのにおいとともに やつらが やってきた やってきた…